Best Value受賞 SREエンジニアインタビュー『納得いくまで妥協は許さない。安心してリリースできる環境を。』

2019-06-18

Blog LOB member Pickup

LOBデザイナーのはっちです。
すっかり梅雨ですね〜!今年は寒暖差も激しくて、社内でも体調を崩す人がちらほら…😷
みなさんお元気でしょうか。
先日自転車から大胆にすっ転びまして、いい歳して足があざだらけです。骨はいってませんでした。ホッ😌
さて今回は、第3回Best Value賞を受賞されたSREエンジニアの高橋 辰徳 × SREチームマネージャー 村井 翔太朗のインタビューをお送りいたします!


―― 高橋さん、この度は受賞おめでとうございます!推薦者である村井さん、スバリ理由をお聞かせください。

村井:マネージャー陣全員の総意でした。ズバリ先に言うと「抜群の安定感」ですね。

―― 高橋さんはエンジニアとしても人間としても抜群の安定感がありますよね。

高橋:なるほど〜、ではこれからも安定した感じで引き続き頑張っていきます。

―― 高橋さん、それを言ってしまったらインタビューが終わってしまいます(笑)

村井:”安定感”についてもう少し詳しく説明すると、高橋さんは細かいところを色んな角度から見つけて、100%に近いレベルで完璧なものを出してくれるところ。
そして、期限のあるものに対してしっかりと自分なりにスケジュールを組み、自分が納得するまで妥協を許さないところです。そのため、遅い時間まで残って頑張ってくれている姿をよく見かけます。
こういったひとつひとつの積み重ねが、安定感に繋がっているのかなと。
僕らの仕事は、24時間365日安定させることが目的です。
高橋さんのような人は、僕らの鏡といっても過言ではないと思います。

―― 確かに、高橋さんは遅くまで残ってお仕事されているのをよく見かけます。

高橋:自分の満足がいくまでやっている、というのはありますね。
僕の中で維持したい品質レベルというのがあります。その品質を目指すと多少時間がかかるんです。
SSPについては、その分ちゃんとプロダクトに反映されています。
サービス自体が落ちることもなく比較的安定しているので、そういった意味でいうと開発のエンジニアも安心してリリース出来ているのかな、と。
基盤のところが重要で、そこがぐらついていると上物がどんなに良いものでも品質が悪い印象を与えてしまうこともあります。
まずはインフラの部分からきちんと安定をさせて、安心してリリース環境を作り上げるというところを一番に目指しています。

―― 着実な積み重ね…が重要ですね!

高橋:そうですね、基本的には着実にしっかりと。
テストをして動いたら次、動いたら次というのを繰り返し実行しています。
概ね間違えることもそんなにありません。ひとつひとつの取り組みが、品質の安定に繋がっているんじゃないかなと思います。

―― 以前村井さんがBest Value賞を受賞された際も「僕らの仕事はミスがあまりできない」と仰っていましたね。

高橋:ミスがないようにプログラムベースでコンセグを買いたり、そういった仕組みはある程度あります。
今のインフラのコードはほとんどプログラムで生成されています。
現在4環境あるのですが、その全てをプログラムで生成しているので元ネタは一緒なんです。
なので、はじめのところでうまく動けば残りの3環境はスパッと動くようにできています。
そういう仕組みを取り入れることで、安定したリリースが出来るよう実現されています。

―― そういった仕組み作りから「抜群の安定感」が生まれたんですね。

高橋:この仕組みを作るのは結構大変で、12月はずっとその対応をしていて、年が明けて2月ごろに投入をはじめました。
設定の精製も素早く出来るようになりましたし、何より間違いなくスムーズに出来るようになり、そういった点は今のSSPのインフラを構築する上で重要な基盤になっているのではと思います。

村井:高橋さんが12月に対応してくれていた作業も、僕からは特に細かい依頼をしていなくて。
「とりあえずまぁ、なんかいい感じにお願いします」みたいな(笑)
ざっくりとした依頼だったのですが、品質も高くしっかりと形にしてくれました。

―― 村井さんから見ても、高橋さんへは安心して任せられるという事ですね。

村井:高橋さんに「任せている」なんて恐れ多いですけど…!僕には出来ないですね。

高橋:村井さんから依頼があった時は、原型みたいな状態でした。
最初は僕も人力で4環境分を手動管理していたのですが、あまりに辛くて死にそうだったので、テンプレートをベースに運用が出来るようにしました。
今は600〜700個程のデータが乗っているのですが、それを支えるものも整理して纏めました。
1個触れば700ファイル全部きちんと反映されるという仕組みが出来ています。

―― 自分自身の作業をしやすくするために情報を整理整頓する、という環境ももちろん大事ですが、そういった状態だと他の人もやりやすいですよね。

高橋:そうですね。
他の人が見てもわかりやすくなっているか、きちんと考えながら作らなくてはいけません。
他の人が今の環境を見て本当にわかるのか?というところは意識しています。

今回の受賞に関しては、今までのそういった取り組みを評価してもらえたのかなと思います。
ただ、インフラって基本的にあまりプラスになる得点を取りづらいところがあります。大きい構成変更が結構かけづらいんです。
とにかく安定していなければいけないので、既存のものを動かしつつ新たなものを入れていく、という試みを繰り返しています。

村井:止まったら怒られちゃうので。電気屋水道が止まると、みんな怒るじゃないですか。それと同じですね。

高橋:新しいものを導入するときは、隣で古いものを動かしながら新たなものをチョロチョロと流して、だいぶ安定してきたなというところまできて初めて切り替えをおこなっています。
そういった取り組みも、品質の安定に繋がっていると思います。

村井:高橋さんが導入してくれている技術で「Istio(イスティオ)」というものがあります。
そもそもこれをきちんと動かすことも難しいのですが、高橋さんはそういう先進的なことにも率先してトライしてくれています。

高橋:チョロチョロと流す新しいものとして、Istioの導入をスタートしたところです。
バグをきちんと出し切ったキリの良いタイミングで、ドンッと移行しようと思っています。

村井:いずれは2万人くらいのエンジニアが集まるイベントで登壇してもらうんです。
Google Cloud Nextでぜひ発表してください。英語で。

高橋:英語難しいです…(笑)
ただ、これが今後しっかり安定して動いていれば、事例として上げられると思います。
安定した形で、今のIstioと昔のものを新旧合わせた形で同時運用している人はそういないと思います。
そういった点も含めて、今後事例として紹介ができればいいなと思っています!

―― 「次なるステージ」ですね。
2万人を目の前にして登壇する高橋さんが見られることを楽しみにしています!

高橋:それは目標で!その際は日本語で登壇させてください…(笑)


いつも穏やかな雰囲気で優しく話しかけてくれる高橋さん。
高橋さんの人間性、それだけではなくお仕事にも安定感を与えてくれていました。高橋さんをはじめ、SREチームの安定感が開発側にも非常に良い影響を与えていると思います。いつもありがとうございます😚
高橋さんの登壇、楽しみです!
改めまして、Best Value受賞おめでとうございました!

次回は第4回目MVP受賞のエンジニア 松浦 拓司さんです!
次回もお楽しみに!